オイル交換編に引き続き、今日はオイルフィルター(エレメント)交換編です。
交換を実施したバイク:ハーレーダビッドソン スポーツスター883 2004年式。
<オイルフィルター交換>
準備するもの
・車種に適合するオイルフィルター:ハーレー純正 スピンオン オイルフィルター クローム
オイルフィルターは黒とクロームの2種類あります。ピカピカ好きな自分は今回クロームにしました
・廃油を受ける容器
・廃油を処理するための廃油箱
・工具:オイルフィルターレンチ
<目次>
エンジンオイルの排出
オイルフィルターを交換する際にオイルは流れてしまいますので、オイル交換の際にフィルターも交換することになります。
(フィルター自体はオイル交換2回に1回程度で良いそうです)
エンジンオイルの排出についてはオイル交換編 1~3を参考にしていただければと思います。
オイルフィルターを緩める(外すではないので注意)
オイルフィルターはバイク左側面のエンジンの左側にあります。
黒またはクロームの円柱形の突起物がそれです。
これを回して取り外しますが、手で回すのは固くて無理なので、フィルターレンチというものを使って外します。
フィルターレンチ自体は当然純正である必要も無くなんでも良いかと思いますが、スポーツスターの場合フィルター自体が割と奥についているのでグリップがレンチと水平のタイプだと回そうと思ったらなんとレンチが入らない!みたいな事態になるので注意が必要です。
これがフィルターレンチ。写真に2つ写っていますが、両方ともフィルターレンチです。
左の方だと問題ありませんが、右のタイプはスポーツスターの場合レンチが入りづらいため難儀することになります。
新たに買うなら左のタイプを。
これでフィルターを締め付けて回して外しますが、ここでは緩めるだけでになります。
理由は外してしまうとオイルがダラダラ~とだらしなく出てしまうからです。
オイルフィルターの取外し
いよいよオイルフィルターの取外しですが、このまま外すとオイルが出てきてしまいますのでオイル交換同様に下にオイル受けの容器を置きます。
その後秘密兵器(と先輩は言っておりましたw)として登場したのがなんとクリアファイル!
これを写真のような形でオイルフィルターの下に差し込んだ状態にしてから、完全にフィルターを外します。
こんな感じ
後で他のサイト等調べてみたところクリアファイルではなく、ダンボールを利用している人もいました。
また、写真では軍手をして作業をしていますが、オイルは熱くなっているので実際は軍手無し、または耐油グローブで作業をした方が良いようです。
(軍手にオイルがつくと、しみこんで火傷する可能性があるため)
いずれにせよそのまま外すとオイルがだらしなく出てきてボディを著しく汚してしまうため、できるだけ被害を小さくするための工夫のようです。
それでも完全に抑えることはできないので、ボディについたオイルは後でふき取ります。
外した状態
新しいオイルフィルターの取付
オイルフィルターの取付はフィルターレンチを使わず手で締めるそうです。
取付に際しては、以下の作業をしてから行います。
オイルフィルターに半分程度エンジンオイルを注ぐ
オイルフィルターをゆすって中のフィルターにオイルを染み込ませる
オイルフィルターのゴムパッキンにエンジンオイルを塗る
レンチを使わず手で締めます(重要)
以上でオイルフィルターの交換は終了です。
オイル交換編の4に戻り、引き続きオイルの注入をして作業終了になります。
オイルフィルターの交換も驚く程簡単でびっくりでした。
フィルターだのエレメントだの、カタカナで言われるとおじさんにはムッツカシー!
って思ってしまって今までディーラーまかせにしちゃってましたが、これからは自分でやろうと思いました、とさ。
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