1年点検の野望

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スポーツスターを久しぶりにディーラーに1年点検に出しました。
自分で出来るだけメンテナンスをしようと思っていても、まだ全然素人なので見切れないとこだらけであるから、たまには一通りチェックしてもらおうというのが第一の目的ですが、実は今回はもう一つ目的がありました。

というのも、、

自分のスポーツスターは2004年式ですが、低速の伸びが悪いです。
ぶっちゃけエンジンのかかりも割りと悪いです(´・ω・`)

調べてみるといくつか理由が見つかりました。
(1)2004年以降のハーレーは排ガス規制に過敏に反応して、キャブレターの混合気のガソリン濃度がかなり薄いセッティングなっている。
(2)ノーマルのマフラーのサイレンサー部にグラスウールがたんまりつまっていて、静かだが抜けが悪い。
(3)2004年~2005初期位のスポーツスターはイグニッション(点火)モジュールのマップがイマイチで点火のタイミングがおかしいようだ。

(1)の解決策としては、キャブレターを交換するか、ダイノジェットを入れる。
(2)の解決策としては、マフラーの交換
(3)の解決策としては、社外品のイグニッションモジュールに交換する。

全部試したいところですが、どいつもこいつもマネーマネーという感じなので、一度にやるのは無理(´・ω・`)
近々マフラーを代えたいと思っているので、それ以外の出費はとりあえず抑えたい。
というところで、リーズナブルでなんか解決策は無いか、更に調べてみたところありましたよ。ありましたよ。

2004年~2005初期位のスポーツスターについては、モジュールマップがイマイチなので、ディーラーによっては最新のモジュールマップに更新してくれるという情報を発見しました。

やはりデイトナ ツインテックとかの社外モジュールに変更するのが抜本的な解決策で、ハーレー独特の3拍子が出るようになり、低速の伸びも良くなるようですが、ノーマルモジュールのマップを更新するだけでも、今より随分良くなるとのことでした。
ちなみにデイトナ ツインテックのモジュールはコレ。
相場は大体3.5万~4万位のようです。

Daytona Twin Tec イグニッションモジュール(TC88A)
適合:04-06年式

というわけで、前置きが長くなりましたが点検ついでにモジュールも更新してもらおうというのが、今回の第二の目的でした。

ディーラーに点検に出す時に
「調べてみたら自分の年式だとモジュールのマップが新しくなっているはずだから更新してチョンマゲ」と依頼したところ。
「んー、新しくなってれば更新しますけど、、」みたいな微妙なお返事だったので「いやいや、インターネットのいろんなとこに書いてあるから絶対更新されてますって!」と自分でもちょっとしつこいんじゃないかと、話す度にお願いしました。
「うぜーなぁ。わかっったっつの!」って思われただろうなぁ。すんません。

で、結局のところ、更新されてました!
詳しいところはわかりませんが、ディーラーのお兄ちゃんの話によると、初期の頃のスポーツスターだと海外(アメリカ?)仕様のモジュールのセッティングになっていたが、日本仕様のスポーツスターはマフラーとかも日本向けの静音仕様になっていたりと海外仕様と異なっている部分があるので、モジュールのセッティングが合っていなかったため、後から日本仕様向けのマップのセッティングが出ていた。
とのことでした。
って、それ不良品とまでは言わないけど、ちゃんとアナウンスしなくていいんかね・・

1年点検ついでだからか、モジュールの更新自体は料金は取られませんでした。

実際にモジュール更新後の感想ですが、体感できる程良くなりました。
・エンジンのかかりが良くなった。
・低速時のモタツキが格段に減ったので、街乗りが楽になった。
低速のパワーが抜群に増した。というようなことはありませんでしたが・・

ディーラーがデジタルテクニシャン(微妙な名前だww)というツールを持っていればモジュールの更新はできるようなので、自分と同じ年式の人は一度ディーラーに相談してみると良いかもしれません。

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