PS VITA早速買いました！　使用感レポート

PS VITA本日発売です。
自分は予約していたので並ぶことも無く、早速購入しました。

PSP-1000と比べると厚みは薄いですが、一回り大きい感じです。
ホールド感はPSPとあまり変わらない印象です。

初めて起動した際にネットワークの設定とPSNの設定がメニュー形式ではじまるんですが、いきなりファームウェアのバージョンアップが必要になってしまい、PSNのアカウントがあっても一度PSNの設定をキャンセルしないとセットアップが完了できないのはちょっと解りにくいですね。

それでは触ってみた感想です。

・グラフィック
有機EL液晶を使っているだけあって、文句無く綺麗。

解像度も高く発色も綺麗なのでiPhone4のRetina液晶を初めて見た時のような感動があります。
液晶サイズも5インチと大きいので動画視聴にも向いてそうです。

・新メモリカード
小さいです。

MicroSDとほぼ同じサイズで、厚みが少しあります。
スマートフォン同様に基本的に指しっぱなしになりそうですね。

・ゲームディスク
PSPのUMDが廃止されて、今回から専用カセットになりました。

左がVITA用ゲーム、右が従来のPSP用のUMDです。
ディスクで無い分UMDよりかなり小さいし、メモリなのでUMDの頃のようなロード時の駆動音は無くなりました。
その分コストも上がっているんでしょうが、今メモリは安いのでそれ程変わらないのかな？

箱はブルーレイの箱をスモールライトで小さくしたような青い箱で、説明書はゲームディスク内にデータで入っているようで紙ペラ1枚しか入っていないです。
コスト削減かエコなのか、ちょっと寂しい。。。

・ネットワーク
3G/Wi-Fiモデルを購入したので初回限定のdocomoの100時間無料SIMがついていますが、とりあえずそれは使わずにイオンのb-mobile SIMをつけました。
問題無く使えましたので、後程設定方法の解説記事をアップしたいと思います。
Wi-Fiも問題無く接続できました。
液晶も大きくて綺麗なのでタブレット感覚でWebブラウジングできそうです。

・インターフェース
こちらについては、ちょっと物申したい感じです。
今回マルチタッチの液晶を採用したこともあり、かなりスマートフォンに近い操作性になっている印象です。

それについては良いと思いますが、「PS VITAの根本はゲーム機である」ということが考慮されていないインターフェースだと感じました。

画面の選択や進む・戻る、上下左右にメニューを移動する。
こういった一連の動作が全て画面タッチやスワイプでしか操作できません。
上下左右ボタン、○×ボタン、LRボタン、アナログスティックと様々な操作系が付いているからこそのゲーム専用機なのですからメニューは上下左右でも選択したいですし、決定・キャンセルは○×ボタン、進む・戻るならLRボタンを使った方が早いし操作性が良い場合だって多いのに、メニュー画面でコントローラが一切対応していない。
そりゃ画面タッチも良いでしょうがコントローラでも操作できるようになっていて然るべきだと思います。

誰でも使えることを目指すためでしょうが、何かの動作をする前に頻繁にワンクッション確認画面が出るのも鬱陶しいです。（例えば下のような奴。設定画面押す度にメニューが出る前にこいつが出る）

そんな画面を出さなくても操作できるインターフェースを模索するべきであって、いちいちヘルプが出ないと伝わらないようなインターフェースは自分はあまり良いとは思いません。
PS3やPSPのXMB（クロスメディアバー）インターフェースの方が直感的で分かり易く、はるかに使いやすいです。
今後バージョンアップで改善されることを期待します。

ちなみに自分は最初のゲームとしてアンチャーテッド地図なき冒険の始まりを購入しました。