先日のUber Eatsの自転車との接触事故でスポーツスターのエンジンガードがひん曲がってしまったので、自分で新しいものに交換しました。
というわけで
今回はスポーツスターのエンジンガードの取り付け方法についてレポートします。
元々はディーラーに事故の修理をお願いした際に、一緒に新しいものを付けてもらおうと思っていましたが、純正のエンジンガードは結構お値段が高いです。
悩んだ結果、傷ついたガードを外してもらいエンジンガードが付けられる状態に車体側を修理するところまでお願いして、純正以外の物を自分で取付することにしました。
<目次>
対応のエンジンガード(2004-2017年 スポーツスター適合)
純正のエンジンガードはこちら。
ハーレー純正 エンジンガード 04年以降 XL クローム 49060-04
元々付けていたのもこれでしたが、頑丈にできていて物自体は良いです。
その代わりお値段4万超えの中々のプライス。
色々探してみて今回取り付けたのはこちら
最近凝っているAliExpress(アリエクスプレス)で買いました。
お値段は送料込みで1万円以下!
大丈夫かいなw
実際の物ですが、値段の割には結構良いかなと思いました。
どこまで頑丈かは倒れてみないとわかりませんが(試したくないですが…)、立ちごけ程度であれば全然大丈夫そうな感じです。
ちなみに国内通販だとこの辺りの物が、ほぼ同じ様な商品だと思います。
1万数千円で買えるので、数千円の差ならリスキーなAliExpressよりも安心で良いかもしれません。
AliExpressと違って納期に1ヵ月もかからないですしw。
エンジンガード フロント クラッシュバー2004-2017年 ハーレー用 スポーツスター
エンジンガード取付位置
エンジンガードは上下2本ずつの、ボルト4本で取付できます。
上側の取付位置
エンジンやホーンを固定しているプレートを取り付けている2本のボルトに共締めする形で付けます。
下側の取付位置
レギュレータの下辺りに、2本のボルトを留める穴が有ります。
ここに固定します。
ボルトは付いていないので、エンジンガードに付属しているボルトで取付します。
、、、が、今回付属していたボルトはコレ。
ミリのボルトでやんの・・・
通販の商品レビューにも付属のボルトが合わないと言うような事が書いてあったので、予想はしていましたが本当に合わないの付けてきやがった。
さすがチャイナクオリティ。
元々エンジンガードを付けていたこともあり、適合するボルトを持っていたので今回はそれを使用します。
なお国内通販のエンジンガードも安いものは付属のボルトが合わなかったとレビューに書いているものも有りました。
それらもおそらく中国から仕入れているのでしょう。
なので付属のボルトについては最初に軽く合わせてみて、はまらなそうであれば正しいボルトを購入しましょう。
無理にねじ込むとネジ穴が潰れます。
なお正しいボルトはハーレーなのでミリでなくインチになります。
適合の寸法は以下になります。
3/8-16×1インチ ボルト
エンジンガードの取付
取付はまず上側のボルトを固定してから、下側を固定するのがやり易いです。
上側はすでにボルトが留まっているので、まずはこちらを外します。
外すにあたって、ホーンが邪魔でレンチが入らないので、ホーンを固定しているプレートから一時的に外します。
裏側で六角で固定されているだけなので、こちらを外すと
このようにホーンが外れます。
ケーブルまで外す必要は無いので、切れないようにどこかにテープで留めておくなりすると作業がし易いです。
ホーンを外すとレンチが入るスペースができますが、かなり固く留まっているので長めのラチェットレンチかスピンナーハンドルが無いと外すのは難しいです。
車載工具のL字のレンチとかだとまず確実に外せなくてネジ山を潰す可能性が高いので注意してください。
ラチェットハンドル 差込角 9.5mm
スピンナーハンドル 差込角 9.5mm
自分の年式(2004年式)のスポーツスターはトルクス(星形)のネジで留まっていました。
ハーレーはあちこちこの形のネジで留まっているので、上のハンドルと一緒にビットのセットを購入しておくと何かと便利です。
トルクスビットソケットセット トルクスレンチ 差込角 6.35mm 9.5mm 12.7mm 13点1セット
結構ガッチリとねじロック剤で固定されているので、上記でも外れないようであれば、バーナーで炙るか、ゴムハンマーで叩くなどすると外れやすくなるかと思います。
自分はそこまでしなくても外れましたが、ネジ穴が潰れると大変厄介なので厳しそうであれば無茶をせずディーラーにお願いするのが良いと思います。
ボルトを外すとエンジンを固定しているプレートは落ちてきませんが、ホーンを固定してるプレートは落ちてくるので気をつけて外してください。
Iwatani(イワタニ) カセットガス トーチバーナー
取付は2本のボルトを外して、エンジンガードを挟んで共締めしますが、締める際に「ねじロック剤」を塗っておくと緩み止めになって安心です。
LOCTITE(ロックタイト) ねじロック 243 中強度タイプ
なお今回自分が購入したエンジンガードは共締めする際に、一番上側に挟んで締めました。
こんな感じです。
上から
エンジンガード
エンジンを固定しているプレート
ホーンを固定しているプレート
の順番で共締めしました。
この位置が違うと下のネジ穴と位置が合わなくなったりするので、完全に固定する前に下のネジ穴の位置合わせをして、どこに共締めすると良いか位置を決めてください。
上側を軽く締めればとりあえずぶら下がった状態でガードが車体に固定されるので、下側の固定作業に入ります。
下側も同様にねじロック剤を塗布して留めます。
軽くねじ止めして固定してから、上下ともしっかりネジを締めます。
こんな感じで固定できれば完成です。
上側のネジがかなり固いですが、それさえ外れてしまえば取付自体はいたって簡単です。
以前付けていたガードと色も形も違うので、だいぶ雰囲気が変わりました。
これはこれで中々良いかも。
ちなみに同じ形状でメッキのものもありますので、好みでこちらを選んでも良いと思います。