アクリルやポリカーボネイト等の車のライトやバイクの風防(スクリーン)、ヘルメットのバイザー等、どうしても経年で曇ってきたり細かな傷が付いたりしてしまいます。
こんな感じで擦り傷やらひっかき傷が付くと、テンションもダダ下がり。
「スクリーン変えたろか!」
って思ってしまいますが、諦めるのは早いです。
車のライトも曇ってしまうと見映えが悪いし、光量も落ちてしまいます。
今回はこれらをコンパウンドで綺麗にしたいと思います。
※コンパウンドなので、微細に表面を研磨します。
コーディングがしてあるようなものは、コーティングをはがしてしまうことになりますのでご注意ください。
準備するもの
・電動ドリルまたは電動ドライバー
・電動ドリル用ポリッシャー
・コンパウンド
コンパウンドを使って手で磨くととてつもなくパワーが要ります。
すごく根気よくやれば落ちると思いますが、間違いなく挫折するので文明の利器を借りることを強くおすすめします。
電動ドリルまたは電動ドライバー
なんでも良いです。
家にあるのであればそれで十分。
屋外でやることになるので、延長コードで引っ張るのが鬱陶しければバッテリーで駆動するものも有ります。
電動ドライバー & ドリル
電動ドリル用ポリッシャー
電動ドリルにアタッチメントでくっ付けるポリッシャーです。
こちらの製品は羊毛のバフが粗目、細めの2種類付属していてマジックテープで交換して付けられるようになっています。
こいつを電動ドリルとドッキングさせて使います。
電動ドリル用 研磨・スポンジバフ 研磨パッド
液体コンパウンド
今回は車用に使っていた、超ミクロンのコンパウンドを使用しました。
ソフト99(SOFT99) 超ミクロンコンパウンド
電動ドリルで磨く
ジャキーーン!
こんな感じで電動ドリルとポリッシャーをドッキングさせます。
まずは粗目の羊毛バフを取り付け、コンパウンドを付けて、ひたすら磨きます。
と言っても、トリガー引いて押し付けてるだけですが。。。
電動ドリルの回転力を借りて満遍なく磨きます。
注意点としてはコンパウンドの液体が回りに飛び散るので、回りをビニール等で覆っておくと良いです。
また一気に最大スピードで回転させると飛び散り方が激しいので、低回転で馴染ませながら徐々にスピードを上げていくと最低限の飛散ですみます。
粗目である程度磨いた後、細めに付け替えて更に磨くと良いです。
新品同様!
とまではいきませんがかなり綺麗になりました。
あまり深い傷だと厳しいですが、そこそこの傷であればこのように綺麗になります。
続いて、車の方も磨きます。
曇り部分を拡大しています。
かなり酷いことになっていますね。。。
車の方も、コンパウンドをバフに付けて、グリグリ磨きます。
見違えるように綺麗になりました。
拡大してもこの通り。
透明度が格段に上がりました。
コンパウンドで手で擦ってもなかなかここまで綺麗になりません。
電動ドリルかドライバー自体、値段の高くないものも有りますしドリル用のバフも割とお安いです。
何しろ作業に力が要らないので手で磨くよりも効果が高く、かつ大変楽です。
スクリーンの傷はライトのくすみにお悩みの方は是非一度お試しいただくことをおすすめします。