通常のスプレー塗料と違い、乾いてしまえば簡単に剥がすことができて後も残らない魔法のようなペイント「ラバースプレー」で実際に塗装してみましたので、レポートしたいと思います。
先日乗り換えたRCですが中古の割に綺麗な車体であったものの、バッテリーカバーのところだけ雨染みが結構目立って気になっていました。
塗装するかカバーだけ買い替えるか悩んでいましたが、とりあえず失敗しても剥がせるというラバースプレーで塗装してみることにしました。
ラバースプレーとは?
液体ゴムの塗装スプレーで、固まるとゴムの薄い膜でコーティングしたような状態になり、簡単に剥がして塗りなおすことが可能な塗料です。
今回使用したラバースプレーはこちら
AZ(エーゼット) ラバーペイント ZEQUE マットブラック
薄膜で塗ってはがせる、液体ゴム塗装スプレー。
車やバイクのボディやパーツ・アルミホイール、自転車の部品、その他金属部品やインテリア・日用品など様々なものに塗装が可能とのことです。
メタリックカラーも用意されており、色のバリエーションはかなり豊富です。
固定する爪の部分はマスキングして、パーツクリーナーで脱脂の後いざ塗装開始。
実際にどんな感じに剥がせるか試してみたいので、一緒にこいつらも塗装しました。
塗り方としては、一気に塗らずに薄く重ね塗りしていく感じ。
厚く塗る程綺麗に剥がすことができるとのことなので、大体5回位重ね塗りしました。
なかなか良い感じ。
塗装面は通常のスプレー塗料のように硬質ではなく、ラバースプレーと言うだけあって若干弾力があるような仕上がりです。
一緒に塗ったものはこちら。
実際に剥がしてみました。
塗装の端を爪で引っ掻くと思いの外簡単にペロンと剥がせます。
剥がした塗料はまさにゴムという感じで伸びる素材です。
これならある程度動きのあるような部分にも塗装ができそうです。
塗装の表面は意外としっかりしていて、端から爪で剥がすか固い突起物で引っ掻いたりしなければ思ったより剥がれなそうです。
とはいえ通常のラッカースプレーと比べると格段に弱いので、長く使うというより気軽にイメチェンしたりするのに向いてそうです。
雨染みも無くなりご満悦。
塗装の持ちは6カ月位とのことなので、しばらく使用してみて経過を追記したいと思います。