「Windows 8 Consumer Preview」インストールしてみたよ!

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Windwos7に続きMicrosoftが開発しているWindows8の一般向けプレリリース版が日本時間2012年3月1日から配信されています。

未だにメインPCはWindows XPなのでそろそろ買い替え時と思いつつも、Windows 8が見えている今のタイミングでWindows 7のライセンスを購入するのも躊躇してしまうこともあり、
「ブログネタにもなることだしいっちょ入れてみるか」位の気軽さでメインマシンに(おいw)インストールしてみました。

まぁメインマシンと言っても今回入れたデスクトップは現行のCPUから3世代落ち位のPentiumDなので、あまり高性能ではないPCにインストールしています。


ちなみにインストールしたPCのスペックは以下の通りです。

CPU:Intel Pentium D 960
メモリ:2GB(DDR2-SDRAM)
マザーボード:GIGABYTE 81945GMF
ビデオカード:nVIDIA GeForce 7600GT
HDD:Seagate ST2000DM001(2TB/SATA)


ブートのHDDは現行のSeagate ST2000DM001の2TBですが、それ以外はほとんど2006年位のスペックです。


インストールにはOS上から実行するEXE版と、DVD等のブートディスクからインストールするISO版の2種類が提供されてています。

大体OSからセットアップでインストールするパターンはろくなことが無いので、迷わずISO版を選択。
一応EXE版のセットアップを実行すると、事前に発生する可能性のある問題が表示されるので、とりあえずEXE版を途中まで実行してみて影響を予想してから判断すると良いかもしれません。

試しにEXE版でチェックするとMicrosoftのアプリまで盛大にアラートが出ました。

やはりクリーンインストールがオススメかと。。。


各ダウンロード先はこちら

EXE版(そのままセットアップする場合)
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/download

ISOイメージ版のダウンロード
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/iso


インストール自体は至極簡単で、インストール中に出てくる”お魚くん”以外はWindows 7のインストールに近い感じです。

インストール時間も割りと短く、サクっとインストールされます。
OSのインストール後にも特にマザーボードやビデオカードのドライバを追加でインストールする必要も無く、自動で認識されました。

1点異なるのが、今時のOSらしくクラウドとの連携を想定しており、Windows Liveのアカウントと連携できるようになっています。
SkyDriveを使用してファイルや写真の共有をするのであれば、Windows Liveのアカウントでユーザーを作成することでシームレスに連携ができます。

「そうゆうのはいいから」って人はローカルユーザーで作成しましょう。


起動した最初の画面が以下。



まぁ、なんつか、、

一瞬どうして良いかわからない変わりっぷりです。


思いっきりWindows Phone 7と同じ「METRO UI」がデスクトップPCで展開されます。

よく使うアプリケーションやらはトップ画面に置かれるので、それをメインで使用するイメージなんでしょうが、慣れるまではかなり躊躇しそうなインターフェースです。


「俺のまいこんぴーたはどこへいったんや?」
とよく見ると「デスクトップ」っていうアイコンがあるので、それをクリックすると見慣れたデスクトップ画面登場。

見慣れたデスクトップ画面ですが、一見同じようでいて実は「スタートボタン」が消えております。

色々な設定は画面の右上か右下にマウスを持っていくと右側面にバーが出現するので、ここの設定から「コントロールパネル」なりの設定を呼び出します。

呼び出された設定画面自体は従来のWindowsのものなので、画面さえ出てしまえば設定内容であまり躊躇することはありませんでした。
どちらかと言うと、はじめはその呼び出したい設定がどこにあるのか探すのに一苦労といった感じです。。。
何しろシャットダウンが見付からなくて焦りましたw


もう一つ大きな違いが、各ウインドウの上にMS OfficeやWindows 7で一部採用されていた「リボンUI」が標準になりました。
これは割りと便利ですが、非表示にもできるのでキーボードショートカットを多用する人は使わないかもしれんです。

なお従来のWindows用ソフトですが、自分は通常使っているソフトについては、今のところ問題なく動いているようです。
Windows7でもありましたが、仮想ドライブ系のソフトは一部駄目なものがあるようです。

「Windows8」という名前ではあるものの、内部のバージョンはNT6.2(ちなみにWindowsVista:NT6.0、Windows7:NT6.1)なので、割とアプリケーションの互換性は保たれているようです。


しばらく使ってみた感想ですが
Pentium DとはいえHDDのRead性能のおかげもあり、かなり軽快に動作していました。
パフォーマンス評価的にも5程度はキープしています。

ビデオカードだけちょっと足を引っ張っていますが、3Dゲームをやるわけではないので使用していてストレスに感じることはありませんでした。
この程度のスペックがあれば旧型のPCでも充分使用に耐えるパフォーマンスが出るようです。


新しいUIに関してはタブレットとPCの統合を目指したためか、かなりタブレット寄りな印象を感じます。
基本的にキーボード無しのタッチ操作での操作性を前提に作られており、色々なものがデフォルト全画面で展開します。


その中でも特に使いづらいと思ったのが、メディアの再生・表示関連。

例えば音楽ファイルを再生しようと思ってダブルクリックすると、Windows Media Playerでなくスタートメニューにある音楽プレイヤー(Zuneかな?)が立ち上がります。
画像ファイルをダブルクリックするとやはりスタートメニューの画像表示アプリが立ち上がります。

どちらも全画面でババンと開く上に、デスクトップに戻ってくるのが結構面倒臭い。

タブレット利用を意識しすぎて従来であればマルチウィンドウで展開していたものまで、とかく全画面で展開しようとするのが非常に鬱陶しい。
キーボードもマウスもあるPCの20インチのディスプレイでいちいち全画面で開かれても不便なだけなんですが、、、

製品化に向けてこの辺りはもう少し考えて欲しいと思います。


まだ使って数日ですが動作もなかなか軽快なので、設定をカスタマイズすれば割と良さそうな気はします。
使っていって気が付いた点があれば、随時追記していこうと思います。



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