隙あらばバイク磨きをはじめる、サビ(錆び)取りジャンキーゆきのすけです。
バイクのサビ取りは、技術が無くでもバイクが(見た目は)ピカピカになるので大好きです。
先日リアサスをノーマルに戻した際にも
新旧サスにサビ取りをしてニマニマしている気持ち悪いオヤジでありますが
ふと、いくつか持っているサビ落としの効果比較をしたくなり、早速試してみることにしました。
「錆びてる子はいねがぁ、錆びてる子はいねがぁ」
と家の中を徘徊すること10分。
庭の片隅にすんげぇ錆びてる子がいました。
今回の被験者はコチラ
イトノコ君!(だったもの)
野外に雨ざらしで置かれていたため、鋸の部分は錆びて折れてしまい、残っているのは錆びたフレームのみと言う比較するには絶好の錆び具合です。
<目次>
効果を比較したサビ取り剤(4種)
①ピカール
どこのホームセンターでも売っていて、しかもお安い。
浸透潤滑剤の556、錆び落としはピカールって位、誰でも知っているサビ落とし。
②ネバーダル メッキクリーナー
サビ取りの溶剤を含んだ綿のようなもので磨く、研磨綿?なのかしら。
我が家では酷いサビはネバーダルで大きいサビを落としてから、細かな磨きには後述のマザーズ金属磨きを使っています。
③マザーズ マグ&アルミポリッシュ
ゆきのすけ大好き、光沢のある仕上がりにメロメロ。
母なる力(意味不明)、家に常備されていないと落ち着かない我が家の定番金属磨き。
④ワコーズ メタルコンパウンド
みんな大好き、ワコーズから販売されている金属磨き。
比較方法はイトノコを4ブロックに分け、所要時間各1分間、それぞれの金属磨きで磨いてみてサビ落ち具合を確認します。
マザーズ信者のゆきのすけは
「こんなん、お母様(マザーズ)の圧勝やないん?」
と、やる前から心の中で勝利宣言しておりましたが、、、
検証結果
「ぎゃぁぁぁぁ メタルコンパウンド スゲーーー!!」
一度に取ると反射してわかり辛いので、別撮りして並べてみました。
それぞれ使ってみた感想ですが
①ピカール
このレベルの錆びには歯がたたず。
1分間、かなり力を入れて磨きましたが、写真の通りなかなか厳しい。
それでも少しずつサビが取れるので、ものすごーく根気良く続ければ取れるかもしれません。
(私はやりません)
②ネバーダル メッキクリーナー
酷いサビにはそれなりに効果が有り、ゴシゴシこすっているとサビが取れていきます。
1分間かなり力を入れて磨いて写真の状態。
もう少し時間をかければ大物のサビは取れそうだが、見ての通り荒く磨くので別途仕上げが必要そう。
③マザーズ マグ&アルミポリッシュ
さすがお母様、しつこいサビもグングン取れる。
しかしながらお年のせいか(関係無し)、1分間だと深いサビは取りきれず、部分的にサビが残っている状態。
サビが取れている部分はヌメっとした光沢が出て、さすがマザーズといった感じ。
④ワコーズ メタルコンパウンド
サビがよく取れると聞いてはいたが、本当によく取れる。
力を入れてゴシゴシしないでも、どんどんサビが取れる。
深めのサビもちょっと力を入れてこすっていれば写真の通り綺麗に取れます。
仕上がりもマザーズほどでは無いが、ネバーダルよりは全然綺麗で磨くものによってはこれで磨けばOKかもという仕上がり。
サビ取りに使うクロスについて
磨く際に使用するクロスですが、ぼろ布やへたれて捨てるTシャツ等を使うことも多いですが、すぐに真っ黒になってしまうのでバンバン使い捨てできる「Scott ショップタオル」がおすすめです。
紙製のウェスですが、キメが細かくて厚手で丈夫。
吸水性も高く濡れても破れず、かと言って手でちぎって使うこともできる。
さび取りの磨きだけでなく油汚れの拭き取りや清掃時の雑巾代わり等、様々な用途で使えます。
何しろ使い捨てなので、躊躇なく使えて大変便利です。
Scott (スコット) SHOP TOWELS / ショップタオル
ロール状になっていますが、ミシン目が入っているので1カットずつ小分けで使いやすいです。
10個セットが安くてお得なので、我が家では10個セットを常備しています。
(1ロール55カットなのでかなりもちますが、、、)
結論:結局どれが一番サビが取れる?
今までは ネバーダル → マザーズ 派でしたが、宗旨変えすることにしました。
酷いサビには「メタルコンパウンド」
ヌメっとした光沢にしたければ、仕上げに「マザーズ マグ&アルミポリッシュ」
金属磨きはこの2つがあれば、ほぼほぼ事足りるのではないかと。
これで歯が立たないサビは、最初に耐水ペーパー(1000番、2000番あたり)使って大物取ってから磨く方が早いんではないでしょうか。
※この後、更に別の金属磨き「ホワイトダイヤモンド」も試しています。