昨年末にリアのブレーキパッドを交換したこともあり、リアの時のようにそこまで効きが悪いわけでは無かったが距離的にも11,000キロ位走っているので、そろそろかなということでフロントも交換しました。
リアの時はDAYTONAの3千円位のものに交換しました。
純正よりは十分安いので今回もそのつもりでしたが、ネットでちょこちょこ見ているとDAYTONAの更に1/3という何やら破格なプライスのPAD(エボリューション EV-9010D)を発見。
EVOLUTION セミメタルブレーキパッド EV-9010D
いざとなったら後輪のブレーキは効くし、せっかくなのでチャレンジしてみるか。
最悪しくじったら元に戻そうと(デジャブ)、楽天でこちらをポチり。
楽天だとメール便可で送料も安かったので今回はこちらを採用してみました。
ちなみに元々買おうと思っていたDAYTONAのフロントブレーキパッドはコレ(DAYTONA ブレーキパッド HD PAD(F))
DAYTONA ブレーキパッド HD PAD(F) 76355
お安いだけあって、なかなかの簡易包装。
この中にダイレクトにパッドが入っていました。
とはいえ外見だけみるとパッド自体は特に問題は無さそう。
早速取り付け開始。
リア同様、パッドピンの蓋になっているネジをマイナスドライバーで外して、中のパッドピンを抜けばパッドは外せます。
中のピンはインチではなく5mmの六角です。
ピンを抜くとパッドが下にストンと落ちるので抜く時は注意が必要です。
パッドが両方落ちるとキャリパーの中にある板バネが外れてしまうことがあるので、そうなると元に戻すのがちょっとやっかいです。
板バネは奥側にも一つ有ります。
板バネが外れないよう、パッドで押さえながら一枚ずつ交換するのが良いようです。
無事取り外し完了。
左が新品のパッド。
うーん
前回交換したリアに比べて、フロントは思いの外パッドが残っています。
これだけ残ってるなら換えるのやめようかなと思いましたが、せっかく買ってきた激安パッドを試してみたかったので交換することにしました。
元のパッドは予備として取っておくことにしますか。
リアと同様に鳴き止めに良いとのことで、新品パッドの角をヤスリで面取り。
面取りについてはネットで調べると、「必要だ」、「不要だ」で意見が分かれていて、実際のところよくわかりませんが、やっておいて損することも無さそうなのでおまじない程度に。
パッドピンも汚れていたのでパーツクリーナーで清掃。
前述の通り奥のパッドから1枚ずつ交換します。
元のパッドに付いているプレートを外してパーツクリーナーで綺麗にして再利用。
新しいパッドに装着します。
ピストン接触面に鳴き止めでスレッドコンパウンドを、パッドピンにはグリスを塗ります。
ワコーズ スレッドコンパウンド 超耐熱潤滑剤(焼付き防止剤)
DAYTONA 万能グリス
パッドが磨り減っている分、飛び出たピストンを押し込まないと新しいパッドが入りません。
フロントはピストンが2つ有って奥側は特に手が入りづらいので押し込むのは結構骨が折れます。
下のようなディスクブレーキセパレーターが有れば万力の要領で楽に押せるので上手く押し込めない方こういった物を利用するのも良いと思います。
ディスクブレーキセパレーター
無事装着完了。
エボリューション EV-9010Dの効き具合については、良くも悪くもと言う感じで普通に使えました。
交換前のパッドも結構残っていたので、代えたからと言って特別効き良くなった印象も無く、前と変わらない感じ。
とはいえ値段の割りに普通に使えるので選択肢としては有りだと思います
ただXL883はシングルディスクなので元々フロントブレーキの効きがあまり良くないので、次回はもう少し制動力の高いパッドにしてみるのも有りかなと思いました。
耐久性やダストについては交換したばかりでなんとも言えないので、しばらく乗ってみて追記します。
リアブレーキの交換についてはこちら