車やバイクのガラスコーティングは、凄く良いけど業者にお願いすると「仕上がり」・「持ち」も良いが、費用がうん万円もかかるので、なかなか手が出しづらいです。
以前、ガラス系コーティング剤の「AZ アクアシャインコート」を紹介しました。
今回はガラス系コーティング剤の「ワコーズ バリアスコート」を使ってみましたので、使用感をレポートしたいと思います。
本体のスプレー缶と塗布用・仕上げ用にクロスが2枚付属しています。
ワコーズ VAC バリアスコート
ガラス“系”コーティングなので、業者にお願いするガラスコーティングのように塗装の表面に化学結合してガラスの被膜ができるわけでは無いです。
ガラス系ポリマーでコーティングすることで保護層を作るようで、本物のガラスコーティングのように年単位では持ちません。
その辺りの説明は先日の「AZ アクアシャインコート」で書いていますので、そちらをご一読いただければと思います。
今回はバリアスコートを使ってみた感想を中心で書きます。
光沢感
右がバリアスコートを塗布、左は何も塗っていない状態です。
なかなか写真ではわかりづらいですが、中心に線が見える位はっきり違いが判ります。
塗布するとかなり深みのある色味が出ます。
ちょっとわかりづらいのでアングルを変えて撮影。
先日紹介した「AZ アクアシャインコート」と比較すると、「バリアスコート」の方が落ち着きのある上品な仕上がりに感じます。
撥水力
先程の半分塗布した状態で水をかけてみました。
動画の方が更にわかり易いと思います。
良い感じに水を弾きますが、撥水に関しては個人的には「AZ アクアシャインコート」の方が良いように思いました。
参考に「AZ アクアシャインコート」の方の動画はこちら
施工のし易さ
洗車後にスプレーをよく振ってから塗布面または付属のクロスに吹いて満遍なく塗ります。
その後もう一枚のクロスで磨きます。
乾く前にしっかり磨かないとまだらになって塗りなおすことになるので、「AZ アクアシャインコート」よりは多少注意して塗布する必要があります。
とは言え、乾く前に吹けばそれ程神経質にならなくても大丈夫なので施工自体は難しくないです。
それよりも問題は
「石油臭いぃぃ!」
石油系の臭いがかなり強いです。
屋外であればそれ程気になりませんが、屋内ガレージでの作業には向きません。
使用後のクロスを洗浄して干す際に、自宅の洗面所でクロスを洗っていたら強烈に石油臭くなり、家族から大バッシングされましたのでご注意を。
まとめ
仕上がりは先日の「AZ アクアシャインコート」よりも「バリアスコート」の方が良いかなと思います。
他の人のレビューを見ても、2カ月程度は持つようですのでコーティングの持ちもバリアスコートの方が良いようです。
「AZ アクアシャインコート」は持って1カ月というところだと思います。
施工のし易さについては、「AZ アクアシャインコート」は圧倒的に楽なのと、値段についても1/3の価格なのでAZの方に軍配が上がるといった感じです。
バイクのように塗布面が少なく、ちょこちょこ塗り重ねるならば「AZ アクアシャインコート」、車のように塗布面が多く、2か月に1度程度でしっかり塗布するならば「バリアスコート」がおすすめだと思います。
AZ(エーゼット) CCT-001 自動車用 ガラス系コーティング剤 アクアシャインクリア
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